切らないワキガ手術の種類や効果、メリットとデメリット

「ワキガの手術を受けたいけれど、切るのはどうしても…怖い!」注射を受けるだけでもぐっと力を入れてしまう方って多いですよね。私も同じです。だからこそ、命にかかわらないのであれば出来るだけ身体にメスは入れたくないというお気持ちもとてもよくわかります。

ワキガの手術には、切らずに行える手術法も沢山あるんです。今回は、そんな切らないワキガ手術の種類や効果、メリットとデメリットについてお伝えしていきます。

切らないワキガ手術(治療)のメリット

まず、切らないワキガ手術のメリットです。切らないワキガ手術には、メリットが沢山あります。『切らなくて良い』というのも、もちろん大きなメリットですよね。でも、それだけではないんです。順番に見ていきましょう。

切る手術と違い、傷跡がほとんど残らない

まず大きなメリットは、切らないので傷跡が残らないという点です。もちろん小さな針を当てる治療法や熱が加わる治療法もありますので、アフターケアを怠れば跡になる可能性はないとは言い切れませんが、『手術したな』と一目でわかるような傷跡は一切つきません。

臭いが気にならなくなったら、やっぱり夏はノースリーブや半袖で思いっきり薄着を楽しみたいですよね!そんなときにも、見た目にも綺麗な状態で過ごすことが出来ます。

ダウンタイムがほとんどない

また、ダウンタイムがほとんど必要ないのも大きなメリットです。ダウンタイムというのは、例えば手術後の固定や安静にする期間の事です。どうしても皮膚を切ると固定の為に数日ガーゼをまかなければなりませんし、安静に過ごしていなければ傷口の治りも悪くなります。

切らない治療法であれば飲酒や入浴は制限されるものの、翌日から通学や出勤も可能です。そのため、忙しくて仕事が休めない方や主婦の方にも人気の治療法です。

ワキの多汗症にも有効

切らないワキガ手術はワキの臭いだけでなく、多汗症にもアプローチされるものが多いのも特徴です。汗腺そのものを処理しますので、汗の発生も抑えることが出来ます。

やたらと沢山汗をかいて、汗が流れたり汗ジミが出来て悩んでいる方も多いかと思いますが、切らないワキガ手術であればそんな悩みも一緒に解消することが出来ます。

治療後の痛みがない

ワキガの手術は麻酔が切れた後が一番痛いと言われますが、そんな手術後の痛みがないのもメリットです。

ワキガ手術後の痛みは主に皮膚を切った痛みですので、切らずに処置が完了する切らないワキガ手術なら麻酔が切れた後に痛みを感じる事もありません。痛みを気にせず、すぐに日常生活に戻る事が出来ます。

治療後に通院の必要がない

傷の経過を診る必要がないので、治療後に通院の必要もありません。もちろん、何か不安に思った場合には受診することが出来ますが、基本的には当日の施術で終わりです。

何度も通院するのはその度に時間を空ける必要がありますから、やはり忙しい方には向きませんよね。その点、切らないワキガ手術であれば当日のみ時間を作れば受けられるのでとても気軽です。

切らないワキガ手術(治療)のデメリット

このようにメリットを続けて挙げていくと夢のような治療法のように見えますが、やはり切らないワキガ手術にもデメリットはあります。

反対に言えば、切らないワキガ手術のデメリットと呼べる部分が切る手術のメリットでもあります。どちらが自分に合っているのか考える為にも、デメリットをしっかりと理解しておきましょう。

切る手術とくらべて、ワキガ臭を抑える効果は低い

一番のデメリットは、切る手術に比べるとワキガ臭を抑える効果は低いという点です。切らないワキガ手術は、皮膚の上から汗腺にアプローチをします。

大元の原因である臭いのある汗を出すアポクリン腺を取り除いているわけではないので、どうしても切る手術に比べると効果の確実性に劣ります。

肌表面からの汗腺の深さには個人差があり、効果を感じにくい場合もある

また、肌表面から汗腺の深さには個人差があり、表皮付近に分布している方もいれば、人によっては真皮までアポクリン腺が入り込んでいる方もいらっしゃいます。

肌表面から深いところに汗腺がある方は照射するレーザーやマイクロ波が届きにくく、お手入れに漏れが出る可能性があります。

重度のワキガの場合、効果が期待できない

重度のワキガの場合には現在でもやはり切る手術である剪除法でなければ得られる効果に限りがあると言われています。そのため、病院での保険適用とされているのも多くが剪除法による手術です。

自分のワキガが重度か対応可能なものなのかは、クリニックでカウンセリングを受けることで診断してもらえます。まずは自己判断で諦めずに、医師に相談をしてみましょう。

ワキガがいずれ再発する

このように、切らないワキガ手術ではアポクリン腺を取り除いている訳ではないので、少しでも照射漏れがあればそこからいずれ臭いが再発する恐れがあります。

また、ボトックス注射による治療では効果が長くても半年~1年で切れてしまうので、必ず再発し、その後も定期的に治療に通う必要があります。

まずは切らない手術で様子を見てダメなら切るという選択もありますし、「どうしても1度で終わらせたい」というのであれば初めから切る手術を選択する方が賢明です。

保険が適用にならず、治療費が高い

ちなみに、これらの切らない手術は全て保険適用はされませんので、治療費はすべて自己負担となります。相場はどの治療法でもおよそ30万円前後、ボトックス注射は数万円ですが、回数が必要です。

どうしても治療費が高くなりがちであるのもデメリットであると言えます。

切らないワキガ手術・治療の種類(治療方法や特徴、費用など)

そんな切らないワキガ手術、治療の種類にはどのようなものがあるのでしょうか?現在主に行われている5つの治療法をご紹介します。

ミラドライ

ミラドライは、切らないワキガ手術の方法として最近多くのクリニックで取り入れられている治療法です。ワキにアタッチメントを当ててマイクロ波(電磁波)を照射することで汗腺を熱処理していきます。

マイクロ派は汗腺以外には反応しませんので、その他の皮下組織やお肌を痛めることはありません。1回の照射で終わるクリニックと、2回に分けて照射するクリニックがあるようです。金額は自由診療で20~30万円程度です。

ウルセラドライ

ウルセラドライは、ミラドライと同じような方式ですが、照射するのは高密度焦点式超音波と呼ばれるものです。ほんのり赤みが出るだけで跡が残らないのが特徴です。

金額は30万円前後です。クリニックによってミラドライを採用しているところとウルセラドライを採用しているところに分かれるようです。

レーザー

ワキに医療用レーザーを当てることによって汗腺を破壊する方法もあります。同時にムダ毛の処理もできるので、毛穴を引き締め綺麗なワキを手に入れることが出来ます。麻酔が必要ないところも多いので、麻酔の痛みや注射跡すらありません。

金額は1回1万円程度、1ヶ月おきに複数回繰り返して照射します。

ビューホット

極細い針のついたアタッチメントを肌に当て、高周波を流すことによって汗腺を破壊します。針がついていると言っても同時に冷却も行いますので、目立つ後はほとんど残りません。針の深さが変わるので、深いところにある汗腺にも対応できるのが魅力です。

金額は自由診療で30万円前後です。

ボトックス注射

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌と呼ばれる菌を生成して作られたたんぱく質を用いた注射の事で、主に汗止めを目的として使われます。汗の分泌を抑えることでワキガの嫌な臭いを抑えることができるのです。アポクリン腺を取ったわけでも破壊したわけでもないので、軽度のワキガの方向けの治療法であると言えます。

金額は1回3~6万円程度、半年から1年おきに繰り返す必要があります。

まとめ

以上、切らない手術法についてお伝えをしてきました。まとめると、切らないワキガ手術は切る手術に比べると効果の確実性や持続性は劣るけれども、切らずに済むため痛みも少なく見た目も綺麗で、すぐに日常生活に戻れるというメリットがあります。

どちらを取るかは、あなた次第。ですが、どちらが適しているかは専門家に診ていただいたほうがより正確な事がわかりますので、ワキガの治療を受けたいと悩まれたときにはまずクリニックでのカウンセリングを受けてみるとよいでしょう。

ワキガ手術には、痛みを伴わない手術方法もたくさんあります。ぜひ怖がらないで、治療への扉を開いてみてくださいね。

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